
キャッチフレーズが、豪華絢爛異世界極限バトル!ですが、
物語を簡単に説明すると、古今東西の偉人たちがどこぞの知らない土地で国取り合戦を始めるといった内容です。
主役が有名な鬼島津こと島津義弘ではなく、島津豊久がという設定が斬新です。
結構マイナーなのでおそらく、ほとんどの方は豊久が出てきた時「え、誰?」と思ったことでしょう。
島津豊久は、関ヶ原で島津家と井伊家の合戦が繰り広げられていた。
敗戦確実になり、撤退する島津家の時間を命がけで稼いだ功績を残しています。
時間を稼ぐも、健闘及ばず瀕死の重傷を負ってしまいます。
林の中を歩き帰路につくも既に虫の息。次の瞬間、豊久の目の前に現れたのは、壁一面扉だらけの部屋が現れ、見知らぬ土地に飛ばされるところからアニメが始まります。
1話で登場する主な偉人は島津豊久と織田信長、那須与一の3人ですが、
今後は、安倍晴明や源義経、土方歳三といった一度は名前を耳にしたことのある有名偉人ばかりです。
声優陣も中村悠一、杉田智和や櫻井孝宏など…素晴らしい。
主役の島津豊久が中村悠一ですが、「甘々と稲妻」や「うどんの国の金色手毬」の好青年の時とガラリと変わった熱血(?)キャラだったので、最初は中村悠一だと全く気付きませんでした。
「もしも、島津の退き口で豊久が死んでいなかったら」
「もしも、本能寺で織田信長が死んでいなかったら」のような、もしもが連続している物語です。
絵も綺麗で面白いのですが、血しぶきが飛び交うため、苦手な方にはガッツリおススメできないです…。
ただ、終始シリアスな場面ばかりではなく、急にコミカルな絵に変わってギャグマンガっぽくなります。
偉人3人が晩飯の鳥の羽をむしるシーンはシュールです。
なので血しぶきアクションが苦手な方でも観れるかもしれません。
時折、歴史ネタをパロディにしてきます。
「こちとら謀反慣れしとるんじゃい!」の信長のセリフには笑えます。
歴史が好きな方なら、とりあえず1話だけでも観てみてください!
ゲンジバンザイ!
出典元:http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1472652119