THE SOUND OF TIGER&BUNNY 2016 レポート
- 2016/9/1
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- TIGER&BUNNY, ネタバレ

2016年8月11・12日に行われた「THE SOUND OF TIGER&BUNNY 2016」に行ってきました!
※円盤化するのか未定ですが、ネタバレを含まれますのでご注意をよろしくお願いします。
去年9月にパシフィコ横浜で開催された「THE SOUND OF TIGER&BUNNY」よりも、更にグレードアップして帰ってきたTIGER&BUNNY 5周年企画のオーケストラコンサート。「THE SOUND OF TIGER&BUNNY 2016」
今年のイベントはオーケストラコンサートに「ヒーローショー」つき。舞台版TIGER&BUNNY「THE LIVE」のショートカット版を、オーケストラの生演奏ありで再現する贅沢な演出でした。
ヒーローショーでは、コンサート会場に不審者がいるとの情報に「ワイルドタイガー」「バーナビー・ブルックス.jr」そして「スカイハイ」のヒーロースーツ(通称ガワ)が会場内をパトロール。舞台の上だけではなく、通路や2階席まで見回りにきてくれたので、1階席と2階席平等にヒーローを感じられました。2階席にいた私の近くをスカイハイが通り過ぎていく際に感じた風は「これが…本物のスカイハイが起こした生の風…!!」と大興奮。スカイハイの動きが、ロボットのようで愛らしく目で追って、バーナビーのスマートな動きが格好良くて見惚れてしまう。しかし、大本命のタイガーもずっと見ていたい…!と、正直どのヒーローも素敵で、誰を目で追えばいいのか分からないほど忙しかったです。今回のイベントがライブビューイング出来ない理由が、身にしみて分かりました。
ヒーローショー後は、タイバニイベント恒例の主題歌「オリオンをなぞる」での手話ダンス+大熱唱へ。会場全員の「ココデオワルハズガナイノニ」という気持ちが力強く、放送から5年経った今でもこんなに愛されているんだと、ファンとして嬉しくて歌いながら泣いてしまいました。今まで意識して戦隊モノをみたことがなかったのですが、スーツアクターさんは動作だけの演技なのに、完ぺきにキャラを演じるところがスゴイ!生ガワが動いているのを初めてみた私は「現実にヒーローがいる…タイガーさんが息してた…ヤバイ…」と、休憩中に頭の悪い感想をずっと同行者さんに呟いていました。
見どころはヒーローショーだけではありません。オーケストラの演奏も、前回のオーケストラメンバーに引き続き、パーカッションやソプラノ声楽家の方も増えて、更に豪華なメンバーでタイバニの世界を演出していました。
オーケストラや演奏などに詳しくない私でも「March of Uroboros」の俺様な演奏に圧倒され「Power for the Future」のエレキギターに惚れ「あのギュイーンって音、スゴイ好き…」と語彙力の足りない小並感を同行者さんに言ってました。演奏した楽曲全部好きですが、生演奏はさらに格好よかったです…!
その他に、作曲・指揮担当の池 頼広さんは前回のコンサートに引き続き、トーク中に観客席の写真を撮ってツイッターにアップする自由さを発揮。タイバニの生みの親・さとうけいいち監督は、コスプレ(毎回違う衣装)で舞台に登場。また、演奏家の方たちがヒーローたちのダンスを真似て踊り、サイリウムを振りだすなど、主催者・演奏家も観客と同じようにコンサートを楽しんでいる場面がたくさん見受けられました。観客も演奏家の方たちも「みんなで楽しむ」というところが、タイバニのいいところだなと改めて思います。
ヒーローショーが終わって、もう出番がないと思っていたガワたちが再登場したり、新規撮り下ろしナレーションで心臓を持っていかれたり。まだまだ書ききれないほどエピソード満載な「THE SOUND OF TIGRE&BUNNY 2016」
アニメ放映から5年という節目を迎えましたが、これからハリウッド映画情報やグッズ展開などイベントが目白押しです。これからもタイバニが「ココデオワルハズガナイノニ」そして「永遠に不滅」になるよう、1ファンとしてずっと追いかけ続けたいです。
余談としまして。閉会後興奮冷めやらないタイバニファンの方々が、口々に「目が足りない」「目が最低6個くらいは必要」と言っていて、同意せざるを得ませんでした。もし円盤化するなら、会場全体版と演奏版、タイガー、バーナビー、スカイハイについていた各カメラ班の映像を収録して欲しいです。
何枚組でもいい!金か…?金ならいくらでも用意するぅ…!!(CV. 大塚 芳忠)