
「ブレイブウィッチーズ」の第5話。今話では502統合戦闘航空団ブレイブウィッチーズの隊員の中で、今まで主人公の「雁淵ひかり」と絡みの少なかった2名の隊員「ジョーゼット・ルマール」CVが「ぱるにゃす」こと「照井春佳」と「下原定子」CVが「水谷麻鈴」との3人の話がメインだった。「ジョーゼット・ルマール」と「下原定子」は隊員の中では比較的大人しい性格のキャラクターで、隊の中での戦闘貢献度も高くない。「ジョゼ」については同じく「照井春佳」が声優を担当した「灰と幻想のグリムガル」の「シホル」とキャラクターが似ている。「下原」役の「水谷麻鈴」はまだWikipediaに項目がないくらいなのでメインキャラクターに初めて抜擢された新人声優なのだろう。声質は優しい感じの美人声である。
「ジョゼ」と「下原」の定時偵察飛行任務についていく「ひかり」。冷気を発生するネウロイにより街が氷と吹雪に覆われている。ネウロイが単なる飛行する兵器だけでなく、冷気を発生させる機械にでも何にでもなれるというところが不気味なところである。その強烈な冷気の為に飛行中に3人のユニットが凍ってしまい墜落してしまう。
Bパート始めでは、凍傷になりかけた「ひかり」を雪洞を作って「ジョゼ」と「下原」が下着だけになって体温で温めて救命するというサービスシーンがあった。この展開はアニメではこのような状況になった場合にはよく使われる。その後回復して反撃に出る3人、冷気の中ユニットが凍らないように「ジョゼ」の治癒魔法を使う為に、「ひかり」が自分で頭をユニットに叩きつけて自傷して、治癒魔法の発動条件をクリアするあたり、「ひかり」の向こう見ずな性格が出ている。「ジョゼ」と「ひかり」のわだかまりも解消したようだ。
今回も「管野直枝」役の声優、りえしょん「村川梨衣」の声の演技はいい。さすが声優の中でも「技巧派」と言われるだけのことはある。
隊長の「グンドュラ・ラル」( CV佐藤利奈)のセリフが短い単語だけなのが面白い。来週は折り返し地点の6話だが話の全体像がまだ見えてこない。2話で負傷の為、扶桑に返された姉の「雁淵孝美」もいつ前線に復帰するのか。次回も楽しみである。
出典:http://w-witch.jp/story/#story-5
©2016 島田フミカネ・KADOKAWA/第502統合戦闘航空団