
「ブレイブウィッチーズ」の第7話。今話はなんといってもシリーズ第1期、第2期「ストライクウイッチーズ」の人気キャラクター「エイラ・イルマタル・ユーティライネン」(CV 大橋歩夕)と「サーニャ・V・リトヴャク」(CV門脇舞以)、二人合わせて「エイラーニャ」がサンタの衣装で登場したことではないだろうか。1期2期のファンにとってはクリスマスプレゼントのようなもの。Aパートではいつもの仲良し3人組「ひかり」「菅野」「ニパ」が極寒の中凍った川の上でソリ遊びをしていて、氷の薄いところにソリが突っ込んで「菅野」と「ニパ」が水没するが、その後サウナで温まるも結局風邪をひいたのが「ひかり」だけという。「ひかり」は魔法力が弱いが、それは免疫力にも通じるようで「菅野」「ニパ」に比べて風邪もひきやすいようだ。
基地恒例の「サトゥルヌス祭」これはクリスマスの起源のようなお祭りらしいが、補給物資が滞り食べるものがない中今年は中止になってしまう。しかし風邪で寝込んでしまった「ひかり」を元気付けようと「ニパ」が独自の「サトゥルヌス祭」を開催しようと他の502の隊員を巻き込む。プレゼントは「サーシャ」(CV原由実)に木彫りのマトリョーシカを作ってもらうことにして、食材の方は備蓄がないので、森の中でキノコを集めて、キノコ料理を作るが、それが笑い茸でそれを食べた隊員は使い物にならなくなってしまうというベタな展開。「クルピンスキー中尉」(CV石田嘉代)が今回も原因を作りダメダメぶりを発揮している。502の中でそういうキャラというか役回りなのだろうか。
そんな中、中型ネウロイが現れて、笑い茸の料理を食べていなくて出撃できる隊員は「ニパ」だけ。一人で出撃するとニパお得いの「不幸ぐせ」もあって撃墜できない。そこに「コアかっくにーん」と颯爽と現れてネウロイを撃破したのが「エイラーニャ」つまり「エイラ」とサーニャ」。「エイラ」と「ニパ」は原隊が同じスオムスなので顔馴染みなのだ。自走ソリで沢山の物資も運んできてれて、元気になったひかりたちは無事サトゥルヌス祭をすることができました。「サーニャ」と「エイラ」は人気キャラの百合コンビで、特にサーニャ役の門脇舞以は「プリズマ☆イリヤ」シリーズで有名。もうお母さんなのにいつもながら可愛らしい声である。エイラの大橋歩夕は「棒」と言われることが多かったけど、まあ声優として演技でわざと抑揚を抑えた声を出しているのだろうが、たまに聴くと懐かしくていい味を出している。未来予知の能力があってタロット占いが趣味という彼女のキャラクターに声がよく合っていると思う。これからも他の「ストライクウィッチーズ」のキャラクター、特に「宮藤芳佳」が出てくるかが期待だが、この「エイラ」と「サーニャ」は「ブレイブウィッチーズ」のテイクオフイベントで司会を勤めていたので、この二人だけ最初から出演が特別に決まっていたのかもしれない。次回も楽しみである。
出典:http://w-witch.jp/story/#story-7
©2016 島田フミカネ・KADOKAWA/第502統合戦闘航空団