
「ブレイブウィッチーズ」の第9話。今回はなんといっても主人公「雁淵ひかり」(CV 加隈亜衣)の美人姉で第2話で負傷して扶桑に帰っていた「雁淵孝美」(CV 末柄里恵)の復帰と、1期2期の主人公「宮藤芳佳」(CV 福圓美里)の登場だった。いずれもCパートでのサプライズ。その為Bパートの後のエンディングのキャストクレジットにはこの二人の名前はなかった。
アバンは、いきなり「管野直枝」(CV 村川梨衣)のネウロイの撃破成功と、その直後のユニット故障による海への墜落。ここが今回のサブタイの「ブレイクウィッチーズ」つまりよくストライカーズユニットを壊す隊員ということを意味する。
Aパートでは中尉に昇進した菅野だが、いつものように独断先行でネウロイに突っ込んで行った結果、ネウロイの反撃に遭い、戦闘隊長の「サーシャ」(CV 原由実)が負傷してしまう。独断専行で仲間を守れなかったことに気を病む菅野。
Bパートで同じネウロイに反撃を試みるも、コアが発見できないのと、分離型のネウロイの為苦戦する502部隊。菅野は「サーシャ」のこともあり急に戦闘継続に弱気になってしまう。撤退の隊長命令が出るが、固有魔法の「接触魔眼」を使わせてくれと戦闘継続を食い下がるひかり。スタミナはあるが魔法力も少なく、他に取り柄のないと思われたひかりの「接触魔眼」が解禁となり、実戦で役立てられるようになった。「菅野」がまた弱気になり作戦を中止にしようとした時の「ひかり」とのやりとりは、ちょうど同じクールでやっている「響け!ユーフォニアム2」10話の「久美子」が「あすか先輩」にコンクールに出るよう説得するやりとりと似ていて、既視感があった。最後はネウロイを撃破して、菅野はひかりにデレる。そのあとは仲良し3人組は墜落してひかりも「ブレイクウィッチーズ」の仲間入りというオチである。
EDはりえしょんこと「村川梨衣」と「加隈亜衣」が歌ったが、りえしょんはキャラクターの「管野」の声で歌いきる。もともとりえしょんは歌はうまいが、この菅野のキャラクターの声で一曲歌い切るとは、さすがりえしょん。なんでもこなす職人である。
そして、Cパート。なんと「ストライクウィッチーズ」のヒロイン、強大な魔法力を持つ「メイン盾」の「宮藤芳佳」(CV 福圓美里)が雁淵孝美を治療する扶桑のウィッチ病院でのシーンで登場。第7話で「エイラ」「サーニャ」の登場があっただけに期待はしていたが、予想通りの登場。やはり宮藤は人気がある。この後また宮藤の出番はあるのだろうか。
この作品手書きの作画に比べて、CGが酷いという評価もあるが、自分はあまり気にならない方で楽しんでいる。次回も楽しみである。
出典:http://w-witch.jp/story/#story-9
©2016 島田フミカネ・KADOKAWA/第502統合戦闘航空団