
出典:http://maidragon.jp/story/episode.php#1
©クール教信者・双葉社/ドラゴン生活向上委員会
新番組「小林さんちのメイドラゴン」の第1話。異世界からやってきたドラゴンか可愛いメイドの姿になって巻き起こす異世界ー日常系コメディ。制作は作画がいいので有名な「京都アニメーション」。京アニは「響け! ユーフォニアム」とか「氷菓」のような写実的で作画の素晴らしアニメもいいが、こういったコメディ系のアニメもいい。タイトルの「小林さんちのメイドラゴン」は「小林さんちのメイ・ドラゴン」ではなくて「小林さんちのメイド・ドラゴン」という意味なのだ。
主人公の「小林さん」は色気のない25歳のシステムエンジニア(SE)の女性。SIerのヒエラルキーの中では2次受け、3次受けのポジションの会社のようである。なので「統合テスト」「指示書」などのSE用語が飛び交う。自分も一応同じ業界にいるので親近感がわく。この手のSE、しかも女性が主人公になるアニメは非常に珍しい。中の人は「田村 睦心」、ハスキーな声質から少年役をやることが多い。それとは直接関係ないらしいがあだ名が「田村少年」と言われている。今回はボーイッシュなSEの女性役ということではまり役だ。
「ヒロイン」なのかな?の、ドラゴンで人間世界では大柄で金髪ツインテールメイドの「トール」は新人声優の「桑原由気」が抜擢。前の期では「灼熱の卓球娘」で準主役の「出雲ほくと」を演じていた。声質的には人気声優の「東山奈央」に少し似たところがあるが、それとも少し違う感じ。これから人気の出てきそうな若手声優である。ドラゴンといってもかなり高等生物のようで、人類を「下等種」というくらいだが「小林さん」のことは恩義があるので崇拝しているようだ。
異世界のドラゴンがヒロインで、メイドの姿をしているという今までになかった変わった設定と、主人公がIT業界ということで、どこまでIT業界の「あるある」が描かれていくのか。
次回も楽しみである。