
出典:http://acca-anime.com/story/episode.php#7
©オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・ACCA製作委員会
「ACCA13区監察課」の中盤第7話。真実が明らかになり話が大きく動いた。最近は各区でクーデータの橋渡し役をしているのではないかと噂されていた、主人公の「ジーン・オータス」(CV 下野紘)が、「モーブ」本部長(CV 田中敦子)から「君は王室関係者で皇位継承権筆頭だ」と告げられたのだ。もともとセレブマンションの最上階で管理人をやっているのに大家をよく知らなかったり、まだ若いのに副課長のポストにいたりと優遇されているなとは思ってはいた。高校時代からの親友で最近はジーンの行動を監視している様な行動を取っている「ニーノ」(CV 津田健次郎)もスパイというよりは皇族の護衛任務をずっとやっていたのではと思えてくる。
年の離れた妹「ロッタ・オータス」(CV 悠木碧)は第3話でシュヴァーン王子の成人記念式典にドレスで出席した際もプリンセスの様に可愛らしくはあったが、まさか本当にプリンセスだったとは。このロッタ嬢の声を当てる「悠木碧」は無邪気で品がいい隠れプリンセスの声をとてもうまく表現している。過去の妹役では「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」の「比企谷小町」役の「小町的には~」の台詞が有名だが、あちらは声質は同じだが庶民的な中学生を表現しているのに対して、こちらの「ロッタ」譲は「悠木碧」史上最も無邪気でかわいらしい声なのではないかと思う。特徴のある「悠木節」も抑え気味だが、兄のことを通り名の「もらいたばこのジーン」と呼ぶときには「悠木節」が少し残っている。さすが若手ではトップクラスの声優だなぁと思う。
当初はミステリーサスペンスかと思いきや皇室ロマンの状況も呈してきた、Wikipediaでジャンルが「ファンタジー」になっているのもわかる気がする。またこの7話放映時にはOP曲の「Shadow and Truth」(ONE Ⅲ NOTES)の配信が始まった。注目の歌い手は当初声優レジェンドの「林原めぐみ」さんではないかと噂が流れたけど実際は違っていて、別の実力派シンガーであった。次回も楽しみである。