
出典:http://ahogirl.jp/?page_id=107
©ヒロユキ・講談社/アホガール製作委員会
「アホガール」が始まった。15分枠で、同じく15分枠の「徒然チルドレン」と一緒に「ANIME+」での放映である。原作は「ヒロユキ」。同じ作者のアニメ作品に2014年にアニメ化された「マンガ家さんとアシスタントさんと」があるが、なるほどキャラクターやギャグの雰囲気がよく似ている。シリーズ構成が「ガヴリールドロップアウト」などを手がけた「あおしまたかし」、総監督は「艦隊これくしょん -艦これ-」などをはじめ多くの作品の監督や総監督をしている「草川啓造」でスタジオが「ディオメディア」である。今期2017夏アニメでは「アクションヒロイン チアフルーツ」もこのディオメディアの制作である。
主人公の「花畑よしこ」役には「悠木碧」。ツインテールの女子高生で、マークシートのテストでも全科目0点という、確率的に逆に取ることが難しいほどのアホな設定のキャラクターであるが、中の人が高学歴であることを知っているので最初は違和感があったが、さすが「悠木碧」である、だんだんとアホな設定に慣れて来た。特徴的な悠木節も随所に織り交ぜて本当になんでもこなせる声優だなと改めて思う。アホな女子高生キャラクターで思い出すのは「となりの怪物くん」の「夏目あさ子」(CV.種﨑敦美)がいるが、あちらは勉強しようと努力はするが、こちらの「よしこ」の方は全く努力もしない。進学校ではないという設定だが、よく高校入試に合格したものだ。どちらかというとスレンダーなスタイルの「よしこ」だが、制服のスカートのまま逆さまになったりしてよくパンモロになるが、全く色気のない、ありがたみのないパンモロである。また、バナナを大好物という設定も「よしこ」のアホさ加減を強調するアイテムとなっている。
「よしこ」の幼馴染の「阿久津明」には「杉田智和」。杉田と言えば、2009年の「涼宮ハルヒの憂鬱」の「キョン」役が有名。今回のキャラは学業成績優秀で東大を目指す高校生だが、無愛想で人間関係は不得意で携帯電話の登録は自宅と「よしこ」しかいない。「よしこ」のことはアホさ加減に辟易しているが、「よしこ」の高校卒業後の将来を心配している面もある。
サブヒロインにの「隅野さやか」には新人女性声優の「原田彩楓」。この人「比村奇石」原作の「月曜日のたわわ」の「アイちゃん」で一躍脚光を浴びた。ただ今回のキャラ設定は「アイちゃん」の巨乳とは違い、貧乳キャラという対比が面白い。
次回も楽しみである。