
出典:http://you-zitsu.com/story/?ep=1
© 衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会
「ようこそ実力至上主義の教室へ」が始まった。原作は「衣笠彰梧」のライトノベル。監督は「岸誠二」と「橋本裕之」の二人体制。「岸誠二」は「結城友奈は勇者である」や「暗殺教室」の監督を、「橋本裕之」は「ご注文はうさぎですか?」や「魔法少女育成計画」の監督をしている。シリーズ構成は「風夏」を担当した脚本家の「 朱白あおい」が担当。制作スタジオは「暗殺教室」や「魔法少女育成計画」などを作った「ラルケ」である。割と重いテーマのアニメができるスタッフの布陣である。
舞台は国が運営する「東京都高度育成高等学校」。希望すれば就職も、進学もほぼ100%希望通りに叶うというエリート養成高校。全寮制で、毎月成績に応じてポイントが支給され、1ポイントで一円相当、初期の10万ポイントで10万円相当の買い物ができる。クラスはAクラスからDクラスまで序列があるというもの。
主人の「綾小路清隆」役に「千葉翔也」。元子役でまだ新人声優だが、早くも「ALL OUT!!」や「月がきれい」で主人公を演じている。きっと何かを持っているのだろう。今作では表情の乏しいいわゆる「棒」演技になるが、これはよく声優以外の人が声を当てるとなる「棒」ではなく、わざとそのように演じている。キャラクターとしての「綾小路清隆」はやる気のない、他人とは関わりたくないような素振りを見せているが、実は陰に秘めたスーパーなものを持っているようである。
ヒロインの「堀北鈴音」役に「鬼頭明里」。あだ名は「あかりん」というそうだ。2016年「僕だけがいない街」の「ヒロミ」役で出ていた。今年になってからは「アリスと蔵六」の「雛霧よなが」役、「徒然チルドレン」の「飯島香奈」役など売れっ子状態になっている。この声優は、声優にしては女優としても通用するくらいにとても美形である。今年ブレイクしそうな筆頭の若手女性声優である。役どころはツンとしたまだデレのない美少女である。
もう一人のヒロインの「櫛田桔梗」役は、人気声優の「 久保ユリカ」。人当たりがよくて、誰とでもコミュニケーションが取れる巨乳の美少女という設定。しかし、表の八方美人のアイドル的な面とは別の裏の顔があるようである。その他にも「佐倉愛里」役にこれまた人気声優の「M・A・O」。気弱なメガネ少女だが、実はネットアイドル活動をしている。特殊な設定の環境の下での学園群像劇。次回も楽しみである。