
出典:http://ccsakura-official.com/anime/index5.html#Episode01
© CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
© CLAMP・ST・講談社/NHK・NEP
© CLAMP・ST/講談社・NEP・NHK
NHKのBSプレミアム「カードキャプターさくら クリアカード編」第1話。多くのファンをもつこの作品が第2期から18年ぶりに始まった。
原作は漫画家集団「CLAMP」監督が「浅香守生」この監督は最近では「浅香守生」や「俺物語!!」の監督をやっている。シーズ構成は「CLAMP」のメンバー「大川七瀬」、制作会社は「マッドハウス」と製作陣の布陣は1期2期と同じである。それだけでなく主要声優もほぼ昔のまま。主人公の「木之本桜」役に丹下桜」。自分は「ガールフレンド(仮)」の「クロエ・ルメール」の可愛らしい声で初めて認識した。親友の「大道寺知世」役も「岩男潤子」、大阪弁の「ケロちゃん」も「久川綾」ともはや準レジェンド級の声優が担当する。「さくらフェス2017~カードキャプターさくらお誕生日会~」でも登壇した今回の声優陣が本当に嬉しいと言っていたが、18年ぶりに新シリーズが始ま流ということで声優が2世代くらい若返ることもよくある中、オリジナル声優でやるということでファンも盛り上がっているようである。しかし40代の「丹下桜」や「岩男潤子」が中学一年生の女児の声を完璧に表現できるところが声優という職業のすごいところである。同じことを女優がドラマや映画でやろうとしたなら絶対無理である。ちなみに自分は「カードキャプターさくら クロウカード編」も「カードキャプターさくら さくらカード編」も見ていないので、いわゆるニワカであるが、このクリアカード編をみて感じるのはこの作品の凄さである。まず絵(作画)が綺麗、作柄が崩れる気配すら感じられない。声優はレジェンド級、話もテンポがよく面白い。特に「さくら」の「ほえー」とか「知世」の「こんなこともあろうかと」とか、「大阪弁の「ケロちゃん」の「こにゃにゃちわー」とかのセリフがとても面白い。また関連グッズに関わる多くの企業で大きなお金が動くであろう。またキャラクターデザインが今作から「濱田邦彦」に代わり、さくらが中学一年生になったせいか、さくらの新しいキャラクターデザインはスレンダーでとても完璧な美人女子中学生である。オープニング主題歌の「CLEAR」を作詞も担当した「坂本真綾」がエンディング主題歌「Jewelry」を作詞も作曲も担当した「早見沙織」が歌うというあたりも最高の布陣である。オープニングとエンディングのアニメもどちらも最高レベルの出来である。
これは単なる女児向けのニチアサ枠アニメとしてはレベルが高すぎる、何もかもが隙がなくほぼ完璧である。「カードキャプターさくら」はいわゆる「大きなお友達」(オタク)を生み出した元凶と見られることもあるが、エンジニアにもファンが多くNTTの研究所に「TOMOYO Linux」というプロジェクトがあることも知られている。また1期2期当時は本当の女児だった女性も、今は20代の後半になりいわゆる「大きな女児」になりグッズやイベントに大人買いを発動できるようになっている。
さくらがカードをキャプターするときの決め台詞「主人無き者よ、夢の杖の元、我の力となれ、セキュア」がとても心地よく響く。
なお配信は「dアニメストア」「アニメ放題」「ニコニコチャンネル 」など多数。