TVアニメ「Scared Rider Xechs -スカーレッドライダーゼクス」レビュー

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■TVアニメ「Scared Rider Xechs スカーレッドライダーゼクス」

(※まだ1〜7話までしか見ていません)

視聴前に見たのは、ポスター画像のみ。

ドシリアスアニメかと思いきや、ギャグ色も強いのがこの「スカーレッドライダーゼクス」だ。異空間からの敵「ナイトフライオノート」から地球を守るべく組織された「対位相外防衛機関LAG(ラグ)」。そのなかの「琉球LAG」を舞台に、5人の少年と少女の絆を描くヒーローアクション。個人的に近い作品をあげるなら「仮面ライダー電王」だろうか。

琉球ということで、劇中BGMにも沖縄らしさが反映されており、縁深い自分には「お!」と思うポイントが多々有る。青い空・青い海・アカショウビン(鳥)。舞台は石垣島のようだ。使われている背景は、もしかしたら実際に有る街の景色かもしれない。
のどかな石垣島の風景と、重々しい本部の様相。相容れない2つの舞台だが、キャラクター達の濃さによってうまく中和されている。ドシリアスアニメと思って見始めたので、長髪へそ出しメガネがルー語を話しだしたときに「あ、これギャグアニメだ」と悟った。嫌いじゃない、むしろ好きな方へと予想を裏切ってくれた。ちなみに1話で一番好きなルー語は「武者バイブがするね」。印象に残っているのは7話の「ボールボールさ」です(たまたま居合わせた、の意)。

琉球LAGに所属する、対ナイトフライオノート戦闘ユニット「スカーレッドライダー」。サブスタンスと呼ばれる異空間の住人と合体(レゾナンス)することで、ナイトフライオノートに対抗する。戦闘型と侵略型に分かれ、侵略型ナイトフライオノートは「こちら」と「あちら」の世界を入れ替える赤い結界を張る。その中では「こちら」の世界のものは物理法則が乱れ、長くは持たない。ライダーは、その赤い結界の中でも戦うことができる人類の対抗手段の1つ。

このアニメの難点と言えば、ナイトフライオノートという単語を始め専門用語が多発する点。そして、その単語が表すものの役割だ。初見できっちり理解するのは難しい。話を見進めていけば自然と頭に入ってくるが、それが嫌で見るのを辞めたという人もいるかもしれない。かくいう私も3話あたりまでレゾナンスってなんだっけ…?状態でした。

■ライダーである6人の青年たち

主人公ヨウスケは、何故か分からないが合体ができず、他のメンバーへ疎外感を抱いている。一人ギターを弾くのが日課のようだ。Tシャツには「俺の潮」と書かれておりファッションセンスに不安が残る。料理部(部員はヨウスケだけ)。
リーダーのタクトは正統派長髪イケメン…と思っていたが、シイタケが嫌いだったり、カニのきぐるみに閉じ込められたりと、ちょいちょい残念っぷりを披露してくれる。ヨウスケとは幼なじみらしい。
最年長ユゥジは、唯一の成人メンバー。よくも悪くも普通の年上の人。兄貴分では有るが、今のところ目立って兄貴らしいところって有ったかな…。まだ7話までしか見ていないので、今後に期待。
対して最年長のヒロは、青紫のアホ毛が特徴的な少年。見た目のインパクトで言えば一番だろう。軽口も叩くが、愛情の裏返し。人見知りという設定のようだが、メンバーには懐いているようなので、まだそこまでの人見知りっぷりは見ていない気がする。
長髪・メガネ・へそ出し・ルー語・急に歌い出す、とキャラ付けモリモリなのがカズキ。私のお気に入り。アクの強いキャラゆえ、こいつを許容できるかできないかで、このアニメを楽しめるかどうかが決まる気がする。だが、ピンチのときも明るく盛り上げてくれる、見ていて頼もしい存在でも有る。
途中から参加するのが、女たらしを装っているヒジリだ。女性キャラを口説くことが多いが実はヒロイン一筋という、女性人気が高そうなキャラである。7話でちょっとメンバーにデレる。YOU素直になっちゃいなよ。

サブスタンスと合体する青年たちを「ライダー」と呼ぶ。変身後は戦隊物のように色分けされており、主人公は熱い赤、クールな青、兄貴なオレンジ、クレイジーな紫、キュートなピンクに加えて途中参加のホワイトと覚えるとよりキャラの把握がしやすい気がする。白が途中参加はなんとなく戦隊物っぽい気も。

荒ぶるカズキ

■見どころ

シリアスだと思っていたらギャグだったように、予想を裏切られたことが幾つか有る。まずはヒロイン。てっきり、1話冒頭で出てきたツインテールだと思っていた。そしてキャラクターの性格や関係性。主人公が他のメンバーと反りが合わず、徐々に仲間意識か芽生えていく展開かと思いきやそうではなかった。むしろ途中参加のライダー・ヒジリの方が、その役目をするようだ。ベタな展開をはさみつつも、その役割を担うキャラが予想通りではないところに、このアニメの見どころが有ると思っている。そのキャラクターがどう動くかで、ストーリーが引っ張られている部分も好きなところだ。
サブスタンス達も個性的でいい。それぞれ目的が合って人間に力を貸しているのだと思うが、その辺りが語られるのかも気になるところ。オススメのサブスタンスは、リッケンバッカー。猫っぽいフォルムがかわいい。しかし人語を操れないので、何を言っているか分からない。次回予告のナレーションも、9割分からなかったが、笑えたので良し

■原作は乙女ゲー

この記事を書くためスカーレッドライダーゼクスについて調べていたところ、もともとは乙女ゲーであると分かった。1話でヒロインが出てこなかったので、まさかの元ネタに驚いた。ただ、女性ファンの多い声優さん使ってるなーとは思っていたので、そこは合点がいった。主人公が属するチームのメンバーは以下の声優さんが声を担当している。
駒江クリストフ・ヨウスケ:鈴木達央
霧澤タクト:宮野真守
津賀ユゥジ:近藤隆
鞍馬ヒロ:下野紘
錫木カズキ:高橋広樹
無月ヒジリ:KENN
私は男性声優事情には明るくないものの、殆どが知っている名前である。豪華といって差し支えないキャスティングではないだろうか。また、このキャスティングなら見てみたいと思う人もいるのでは?
声だけでなく、ゲーム作品中で歌声も披露しているようだ。現にこのアニメでもOPはヨウスケ・タクトが、EDはしばらく経って参加してくるヒジリがそれぞれ担当している。オープニングの楽曲と映像がカッコイイので、それだけでも見て欲しい。好きなテイストの映像だと、よりアニメを見た時に得した気分になる。
ストーリーのなかでもバンドを組む流れになることから、歌・音楽というのがこの作品の1つのキーワードでも有るようだ。

■今後の期待

現在私は7話までを視聴済み。ラスボスっぽいナイトフライオノートが登場し、ぼちぼちヒジリの過去が明らかになりそうな展開だ。本部と琉球の確執やライダーたちの成長、サブスタンスとの合体による弊害、と気になる部分がたくさん有る。ヒロインお姫様扱い要素はそこまで高くないので、純粋にヒーロー物として楽しむのもいいだろう。話が進むにつれ、どちらかと言えばシリアス色が強くなっていくのがこの手のアニメだが、カズキが喋ればそれだけでくすりと笑えてしまう。重たくなり過ぎないのも、このアニメのいいところだと思う。

 

ヒーロースーツやバイクがダサいと言う意見も有るようだが、この手のものは見慣れるもので、見進めるととかっこ良く思えてくるもの。むしろ私は最初からバイク高機能カッケー!派。

 

出典元:http://scared-rider-xechs.com/
(2016 RED/Rejet/STORY RIDERS,SRX PARTNERS)

モリモリメガネ副部長

投稿者プロフィール

沖縄在住80年代生まれ。
アニメは一気見する派。

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