
アニメ業界ものアニメ「ガーリッシュナンバー」の第1話。メインヒロインは「甲鉄城のカバネリ」でいきなり「無名」に抜擢されて「内田真礼」にすごい声優が現れたと絶賛された「千本木彩花」。新人らしくない堂々の演技で、若い頃の「伊藤かな恵」にちょっと似ている感じがする。アニメ業界ものというと、「SHIROBAKO」がアニメ業界ものを切り開いて人気となり、続く「それが声優!」では実際の声優「浅野真澄」が声優業界のあるあるネタを描いた。しかしこの「ガーリッシュナンバー」はパロディーながらも声優業界の裏のドロドロした面も描こうとしているようで、この発想は新しいと思ったし、業界内で反対の意見もあったろうに勇気ある企画だと思った。
1話を見た感想だと、作画も綺麗だし、メインキャストの「烏丸千歳」や「苑生百花」は可愛い。傍も「大西沙織」「江口拓也」とかの中堅どころで固めていて安心できる。業界の負の部分担当のプロデューサ役「中井和哉」はチャラくて、イラッとする感じがよく出ている。社長の「堀内賢雄」さんは、こないだまでジョーカーゲームの「結城中佐」や、 Re:ゼロの「ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア」などの硬派な役やっていたのに180度違う役どころを楽しんでいる様子。第2話から出てくると思われる残りのキャラクターも期待が持てそう。
夢を与える職業である声優業界の裏側を、どこまで本当にエグく描くのか今後の展開に期待であるが、あまり本当にエグい部分は描かないでオブラートに包んでおいてほしいという気持ちもある。
出典:http://www.tbs.co.jp/anime/gn/story/story01.html
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