
「吉野弘幸」がシリーズ構成を担当するオリジナルアニメ「終末のイゼッタ」が始まった。「吉野弘幸」というと「ヘヴィーオブジェクト」「ストライク・ザ・ブラッド」などの人気作品のシリーズ構成・脚本を手がげている。変わったところでは「SHIROBAKO」の劇中アニメ作品「第三飛行少女隊」の脚本もそうだ。
制作会社の「亜細亜堂」というのはあまり耳にしたことのない制作会社だが、有名どころではNHKの「忍たま乱太郎」シリーズを製作していたようだ。しかし最近は各話制作協力(グロス受け)が中心だったようで、「週末のイゼッタ」が久しぶりの制作元請ということになる。オリジナルアニメということで話のネタバレをする視聴者が存在しないのも特徴。
ヒロインの白き魔女「イゼッタ」には若手声優「茜屋日海夏」。声優事務所「81プロデュース」の新人声優6名で結成された声優アイドルグループ「i☆Ris」(アイリス)のメンバーでもある。今のところこのグループのメンバーの中では「芹澤優」とこの「茜屋日海夏」が声優の活動実績として他のメンバーから抜きん出ている。甘い声の若手女性声優である。
もう一人のヒロイン「フィーネ」(オルトフィーネ・フリーレリカ・フォン・エイルシュタット)は「はやみん」こと声優界の宝「早見沙織」。劇場アニメ「聲の形」のヒロイン「西宮 硝子」役も素晴らしかった。姫様の名告り、「我が名はフィーネ。エイルシュタットの第一皇女にして次期大公。オルトフィーネ・フリーレリカ・フォン・エイルシュタットである。」のセリフは「はやみん」ならではの貫禄。
フィーネ姫を護衛していた「トビアス」(CV間島淳司)と「ヘルマン」(CV置鮎龍太郎)が第1話から大物声優のキャラが早々に死亡するなど、このアニメは「登場人物が死なないアニメではない」ということがわかる。これは「吉野弘幸」脚本らしいところか。
敵方のゲルマニア帝国の軍人に「ベルクマン」(CV諏訪部順一)と「リッケルト」(CV花江夏樹)と人気男性声優を配置。第2話以降の展開が楽しみである。
出典:http://izetta.jp/story.html
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