阿澄佳奈
- 2016/7/12
- 声優

「阿澄佳奈」は「あすみん」であり元ローカルアイドルであり現在は人妻である。81プロデュース所属。
初めて阿澄佳奈の声に気がついたのは「アマガミSS」の主人公「橘純一」の妹「橘美也」役。7人いるメインヒロインではなくサブキャラなんだけど、メインヒロインを凌駕するような特徴ある甘ったるい声で、兄のことを「にいに」と呼んだり、笑い声が「にっしっしー」だったりとおばちゃんくさくて色気はゼロなんだけどとても魅了があるキャラクターを演じていました。美也のような猫のような妹役を演じられるのは「あすみん」が第一人者だなと当時思っていました。
その後昔の作品に戻って「ひだまりスケッチ」の主役の「ゆの」役。このシリーズは人気で4期までありました。
2期のひだまりスケッチ365のオープニング「?でわっしょい」という歌を歌って踊っている動画が今でもYoutubeで見ることができますが、さすが元アイドルの片鱗を感じさせるダンスです。
それからこちらも人気作品「WORKING」の「ちっちゃくないよ」でおなじみの「種島ぽぷら」役。ちなみに阿澄佳奈は160cmを超える身長なので女性声優の中では比較的背の高い方です。この作品も人気で3期までありました。ただこの作品ではヒロイン役かと思いきや、出番的にはもう一人のヒロイン「伊波まひる」役の「藤田咲」の方が断然目立っていたという作品でした。
背の小さい役としてはこちらも人気アニメで2期まであった「のんのんびより」の「越谷小鞠」役。決まりセリフは「こまちゃんいうな」ですね。なぜか背の小さいキャラクターがうまい「あすみん」です。
シリアルなキャラクターだと「あの夏で待ってる」の「北原美桜」役。シャイで裸族でぐるぐる回る三角関係の切ない役どころ。「神のみぞ知るセカイ女神編」の「小阪ちひろ」役も普通のモブな女子高生で一人だけ女神を宿していなくて最後まで普通の女子高生だったけど、何か一番ふつうで切ないいいキャラクターでした。
あとは、「あすみん」ならではの代表作としては、これも2期まであった「這いよれ! ニャル子さん」。1期オープニング曲の「太陽曰く燃えよカオス」はヒットしました。今は亡き「松来未祐」さんと共演したアニメ作品でもあります。
これからはだんだんとヒロインよりも姉役、母親役が多くなってくるのでしょうけれど、いつまでたっても背の小さな女子高生役を演じる「あすみん」を見てみたいものです。